弊社・ロート製薬株式会社・福岡女子商業高等学校の3者が連携し、高齢者施設でのセルフ美容体験プログラムを実施しました。「美容」という身近な切り口から社会参加を促し、健康寿命の延伸を目指す、新しいアプローチをご紹介します。
なぜ「美容×高齢者×学生」なのか
日本が直面する超高齢社会において、フレイル(心身の活力が低下し要介護になりやすい状態)の早期予防は喫緊の課題です。フレイル予防の三本柱は①栄養・口腔機能、②運動、そして③社会参加。
しかし「社会参加しましょう」と呼びかけるだけでは、なかなか心が動きません。そこで私たちが注目したのが「美容」です。メイクやスキンケアは、自己表現の楽しさ、他者から褒められる喜び、そして若い世代との自然な交流を生み出します。社会参加への入り口として、これ以上ない親しみやすさがあると考えました。
取り組みの概要
連携パートナー
事業開始は2025年2月。高齢者施設において、高校生が講師・サポーターとなってスキンケアやメイクの体験会・講習を実施しました。企業の製品知識と学生の若いエネルギーを組み合わせることで、単なるケア提供にとどまらない「多世代交流の場」を創出しています。
成果:数字と現場の声
参加者は延べ180名。現場では目に見える変化が数多く確認されました。
- スキンケア製品や成分に関する実践的なリテラシーが向上
- 介護・福祉現場での実地体験を通じ、キャリア意識が深まった
- 「探究学習」の文脈で高い教育価値を持つプログラムとして評価
今後の展開:もっと広げたい、この輪
今回の取り組みを通じ、美容が持つ「つながりをつくる力」を改めて実感しました。この取り組みを一過性のイベントで終わらせず、全国の学校・企業・施設と連携した継続的なエコシステムとして発展させていきたいと考えています。
- 探究授業・実践型授業の一環として本プログラムに参画したい高等学校・教育機関
- 化粧品・健康商材・ウェルネスサービスの開発・提供を行う企業
- 高齢者のアクティブライフを応援したい介護施設・地域コミュニティ
ウェルネスエキスパートが目指すもの
「健康でいきいきと、自分らしく歳を重ねられる社会」の実現——これが私たちの変わらない使命です。美容・ウェルネス・多世代交流を組み合わせたこのプログラムは、その具体的な一歩です。
学校・企業どちらの立場からでも参画の入り口はあります。ぜひ私たちと一緒に、この取り組みを育てていきましょう。

